とりあえず北へ向かってみる
先日、先輩に姫路へ会いに行った時、使った「青春18きっぷ」が余っている。期限は今年の9月10日まで。とりあえず北へ向かってみる
2018.08.30 (木)
6:18 赤羽発
毎回思うが、なぜ下り電車がこんなに混むのだろうか。結構、下り方面に通勤しているサラリーマンも多い。みんな、みんな各々大変である。
7:17 熊谷着
新幹線の駅なのか、ドサッと降りていく。昔、営業の仕事で通ったことがあるが、一度も新幹線代を出さなかった当時のケチな勤め先を思い出した。
7:23 籠原着
噂の籠原であるが、ザッと観てつまらないぐらいなにもない街である。車輌切り離しのため、停車。残念ながら切り離し車輌に乗っていたため、移動するものの席には座れず。この辺の埼玉県民はクルマ社会だと思っていたが、意外と学生にだけじゃなくサラリーマンも電車のるんだなと感心。
7:32 深谷着
たまたまトビラを開けるボタン側に立っていたら、手を伸ばされて「開ボタン」を押される。ウザいので反対側に立つ。
7:36 岡部着
以前、この周辺のメンバーになろうかと調査したことがあるが、ここらに土地勘のある人からやめた方がいいアドバイスを受けたが、正解だった。時間以上に遠いよ、ここら辺。
8:01 高崎着
とりあえず中継点に到着、ここで上信鉄道に乗り換え。 なんと「Suica」が使えない。もう何年振りだろうか、新幹線のような特急券以外の「切符」を買いました。
8:21 高崎発
どうやらこの上信鉄道は独特で駅員が居ない駅は一両目しかトビラが開かないとかワンマン運転ならではで面白い。
8:36 山名発
この鉄道の駅員さん出発するとき、車輌に向けて丁寧に頭下げるんですよ。ちょっと素敵でした。
9:00 上州富岡着
高崎からここまで切符代は790円。結構いい値段。一応帰りの電車の時間を確認しておく。
ここから歩いて、世界遺産の富岡製糸場へ。閑散とした平日の街中を歩いて10分弱で到着。なにせこの日は暑い。前回の姫路城に続き、世界遺産は暑いイメージしかない。
入場料は1000円、国営工場だし士族のお嬢さまが働く工場だから当然ながら立派。意匠はフランス人とのことだが、明治時代に遥々フランス人がここまで来た事に感激する。まさか群馬で紡がれた蚕糸が、シルクロードでヨーロッパまで行き高級な織物になるとはね。昔はロマンがありました。
帰り道、知らない街では必ず行きとは必ず違う道筋で帰るのだが、めでたい店をみつけたよ。
10:06 上州富岡発
結局、チャチャッとムダなく見ていくと3,40分で観ちゃいました。駅から近いもんだから、結局、約1時間で富岡を出発しました。
なにかと群馬は「ぐんまちゃん」推し。ゴルフ場でヘッドカバー見てやるなと思っていたら、ラッピング電車までありました。
10:23 馬庭着
実はこの後、ノープランなんですよ。
10:45 高崎着
高崎は八高線に乗れば秩父に行けるし、そのまま横川に向かえば新潟方面、両毛線に乗れば栃木方面へ行ける。流石に今から新潟は帰れなくなるので、宿も着替えもないし洗濯物も干しっぱなしなのでペケ。八高線は帰り都心部を抜けるのが嫌で両毛線へのる事に決めた。
11:21 前橋着
夫婦で知り合いがいるが、平日だしアポなにもないしスルー。田舎感がない、ザ・都市の県庁所在地です。
11:38 伊勢崎着
東武伊勢崎線ってよく名前は聞くけど、「伊勢崎」に来たのは人生初である。
両毛線はこの先1時間1本の電車しか先に行かないので、こぎれいな駅を出て食事でも考えたのが大きな間違い。クルマ社会なんだろうね、駅前なんて何もない。一応東武線との接続駅なんですが場末の終点感しか漂わず、悲しげにテナントに入ってるチェーン居酒屋のランチ800円のみ。結局、キヨスクでおにぎり2個買って、空腹を凌ぐことに。
冷房の効いた待合室にいたら、前のオンナがいきなり中国語でテレビ電話し始める。こんな日本人でもあまり知らない辺鄙な街にも外国人は必ず居る。子供の頃、たまに都内に出ると外国人みて興奮したもんだけど。
12:07 伊勢崎発
角席が空いていたが、ステレオタイプのヤンキーカップルの横。よくよく話す言葉を聞くと外国人。異国の方も田舎で生きてイキリ出すとヤンキーになるんか。文化人類学のテーマとして調査してはいかがでしょうか?
12:25 桐生着
お隣の外国人ヤンキーカップルを含め、結構な人数が降りる。桐生第一ぐらいしか知らんなぁと思ったら、車窓から「樹徳」の文字。千葉県公立高校の名将・蒲原監督が定年後行った高校かな。ここにあったんだね、確かトミー中島さんの母校の気がします(曖昧)
12:40 足利着
大昔勤めてたメーカーの代理店「◯◯商会」があったなぁ、担当ではなかったけど。そんな話も姫路と先輩としたなぁ。
この辺からやたらマッタリしてきた。相変わらずのノープランなので、そろそろ小山から先を考えなければならない。北上して宇都宮ぐらいは行くか、さらに東へ進み茨城・友部か、小山から南下して帰るか。
12:57 佐野着
やたらめったら学生が乗ってくる。最近じゃ「さのまる」か、東北道だと佐野藤岡IC辺りにくるとだいぶ来たぞ感がありますが、電車だと勝手に揺られてくるためか、そういう感覚がまるでない。
13:12 小山着
ここは大きな分岐点。おにぎり2個の効果がなくなり、だいぶ。更に東の茨城方面へ行くと夜になりそうなので、そそくさと南下する。北の宇都宮餃子では当たり前すぎるので、南に下り「ぎょうざの満洲」を久喜で食べることにした。
14:03 久喜着
以前、ゴルフの帰りに落としてもらい立ち寄った「ぎょう満」へ。あれ以来だから半年ぶりくらいか。野菜ばっか入って肉が少ないのがいい。肉肉しいと飽きるし重いんですわ。
14:57 土呂着
トロより、赤身ですよ赤身。次は大宮、ここまでくればもう1時間もかからず最寄り駅へ。
日帰りでも旅は楽しいものです。ガキの頃から移動はバイク、車が中心だったので電車で旅をするとことがあまりなく、過去に行った場所でもなんだか新鮮に感じました。あと1日分、残ってるんですよ、さてさてどこへ行こうかな…。