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同じ釜の飯を食った仲間がココにいた

久々に『トラ』に行く、もう2年ぶりだろうか。余談だが、先輩、友人に『トラ』というと「あぁ...」と言われるようになった。なんかトラの穴日記は多方面で評判が良いし。私をおだてても何も出ないですよ、ケチですから。

よくよく思い返してみると2年ぶり。昔に居たときも出入りが激しい現場だったので、もう知ってる人が居ないと思っていたが、遠目で昔の現場を見るとところがどっこいパート従業員さんも社員さんも残っていたんですよ。

昨日はたまたま半日だけ、私が昔いた現場だったので、最初に一緒に働いていてお世話になった人と顔があったので声を掛けたら、色々な方がわざわざ私を探しに来てくれたりして、なんか暖かい気持ちになった。

もう最後に辞めて2年も経っているから、正直忘れてしまったと思っていたし、私の立場上のことを知っている人にしても、出たり入ったりは快く思われないと思っていたので正直、地味にして居ようと思っていた。だが予想以上の反応で少し驚きであり、残っている人を見て納得。皆、一緒に汗を流していた仕事の出来る人たちばかりが残っていたからだ。

確かに私は自分でいうのはなんですが、お金を貰っている以上は、時給はともかくとして自分なりに頑張ってきた。なんかそれが少し報われた気分になった。そして正しい組織やチームであれば、つまらない人間は辞めていくということもわかった。

久々の『トラ』に人情を見た。そして教えられたよ、大きな湾岸地区の物流倉庫に。共に汗を流し、同じ釜の飯を喰った男の契りに感動した初日であった。