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『日本でいちばん大切にしたい会社』を読んだ

やっと先日ブログに書いた『日本でいちばん大切にしたい会社』を読む。

端的に言えば「はたらく人」全てに読んでもらいたいなぁと思える本でした。お涙ちょうだい本ではないが、仕事や商売が好きなら人なら純粋なエピソードに涙なくしては読めない本ではないでしょうか。

逆にこの本を読んで涙を流さない人もたくさんいると思います。そういう人ってたぶん仕事に対して感動を味わった事がない人だと思います。仕事の中身によっては感動を味わうこともなくシステムの中に組み込まれている仕事もたくさんある訳で。

そういった仕事が良い、悪いじゃなくて、男の場合、人生の半分は仕事しなければならないから、どうせなら感動が味わえる様な仕事の方が私は楽しいかなぁと思いますね。これは単なる偶然ですが、私自身は若いときから仕事で感動が味わえる『楽しい仕事』をさせて頂いたので仕事に関して色々な感動をさせて頂きましたので、そう思えるのです。

そうやって社員さんのため、世の中のために仕事をしている社長さん、その社長さんの下で働く社員さん達のエピソードを紹介する本です。まったく成功論的な自己啓発書ではないので、そういうのが好きな方は間違って買わないように。

著者の坂本先生は正義感で『日本中の会社は、こうじゃなきゃいけない!』的に押していますが、それはムリではないかと私は思います。日本中の会社がこのエピソードの会社の様なことが出来ないからこそ、その偉業がクローズアップして儲れば結果的には良いと思います。私もこのような体験があったからこそ、涙腺がゆるんでしまったわけで。

言い方をかえれば『日本で一番大切にしたい会社』改め、『日本で一番儲けさせてあげたい会社』って感じですね。紹介されている会社がきっちりと儲けられる(幸いな事に紹介されている会社は全て業績好調です)社会構造が一番重要なのではと思います。

会社ってなに?

仕事ってなに?

と思ったり、悩んだりしたら、読んでみることをオススメします。あとこれから就職をひかえる学生さんにもオススメしますよ。もちろん起業を考えている人は必携の書...っていっても、ムリかなぁ。慈愛って野心と対局のところにいるし、それらがバランス良く同居できている人ってホント稀ですから。

ではこの本で紹介されている素晴らしい企業様をご紹介。被リンクが増える事で微力ながらも弊ブログも下記企業様のSEO的に役に立つかなぁって(超微力ですけど...)

是非、本を読んでから、訪ねてみてくださいね。柳月さんのお菓子と杉山フルーツさんの贈答品はオンラインでお取り寄せもできるそうですよ。