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男子会...?

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先週、久々に某遊園地時代の先輩Sさん、その先輩友人のOさんと呑みました。三人とも俗に言う『三十路独身未婚男子』です。こういう飲み会は女性でいえば『女子会』なんて名前がついているけど、男ではそういった小洒落た「名称」はない。

第一、男子、女子って小・中学生の時じゃねぇかという時代遅れのツッコミはさておき、未婚率が日に日に上がってきている昨今、統計上では30代前半の未婚率は47.1%(2005年国勢調査)でもう30代前半は二人に一人は独身の時代、統計調査は5年前だから、我々の世代はもう三十路独身は当たり前で別に「行きそびれた人」ではないのである。

女性というのはどんな時代でも種の起源もあるせいか、うまく世の中をサヴァイブするのが上手い。子供が全員独立した団塊のお父さんが定年になり、いつまでたってもゴロゴロしてているのを尻目に、お母さんは毎日自分の趣味に奔走する...そんなのは当たり前の光景であり、どんな時代でも女性はどんな世代でも人生を楽しむのが上手なようである。確かに子供を育てる主婦達には昔から「井戸端会議」なる単語があるが、三十路独身女性にはそれがなかった。だから「女子会」なのかもしれん。アイコン好きな女性ならではと、このコピーを考えた女性誌?を褒めてやりたい

ちょいと話が脱線しかかけたが、じゃ『男子会』でもいいんじゃね、思う反面、オレ等オッサン達にしてみりゃこっ恥ずかしさもあるもの事実だ。野郎の飲み会に言葉なんていらないし、要は「オジサン」が三人集まって呑むしかありえない。女子会みたいに、ビストロでワイン片手で気軽なフレンチもありえないし、シティホテルのスイーツバイキングもありえないからだ。

大衆酒場や居酒屋で焼き鳥や煮込み片手にビールやチューハイを呑む、こんなことに「男子会」なんて名称があると逆に照れてしまう。でも三十路独身男限定飲み会に、コレというアイコンが欲しいのも事実。誰かいいのを考えてくれると嬉しいんだけど。あと「男子会」だと肌白く細身な草食男子が想起されがちなので、色黒ラギットな独身オッサンを想起させるものだと、なおありがたく思います。