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唐突ですが、｢美少女図鑑｣って知ってますか。もともとは新潟から始まったフリーペーパーで地元のモデルを使い、出てくる洋服やお店も全て地元でそろえられるモノを紹介しているそうで、各地方在住の中高生に大人気だそうです。最初は新潟から始まりましたが、いまやそのビジネスモデルで日本各地の美少女図鑑が出来、各地で好評のようです。

さっきたまたま｢行列のできる法律相談所｣というテレビ番組を見てたら、地方独特のご当地グルメを出身タレントが紹介するコーナーがあってすごく面白いんです。たくわんとマヨネーズをあえた具が入っている滋賀の「サラダパン」とか、大福のなかにミニトマトが入った熊本の「トマト大福」など、それぞれご当地グルメがあって、その少し微妙な感じのご当地グルメを地方の方は皆、愛しているんですよ。

それがなんだか羨ましいんですよ。私は東京近県のいわゆる「ベットタウン」で生まれ育ち、そういう意味ではなにひとつ郷土に誇れるものはないんです。いわゆる郷土愛的なモノがハッキリいって欠落しています。だからこそそんな地方の個性がこの不況打開のカギじゃないかなぁと漠然と思うときがあります。

じゃ東京はといえば『東京ローカル』という言葉があるように、東京自体は独特の個性はあるんですよ。逆に私のような東京近県の人間ほど本当に何も無いんです。そういう意味では凄く寂しさがあって、そういった郷土愛にあこがれてしまうんです。

地元にいながら都会に負けない、地方発信型ビジネスモデルの作り方上野 真歳Amazonで詳しく見る by G-Tools