3b

目の前のハードルを飛べ!

女子サッカーなでしこジャパン」がワールドカップを制し、世界一になった。


サッカー素人の私が見ても、欧米の選手に比べて身体的には小さいながらも毎回、死闘と繰り広げ強豪ドイツなどを撃破して勝ち上がり、最後のアメリカ戦でも延長戦の末のPK戦での勝利であり決して楽な戦いじゃないことはわかるからこそ、PK戦の最後、熊谷選手がゴールを決めたとき、思わず涙を溢れでてしまったのは私だけではないだろう。

この感動は五輪でのソフトボールで世界一になった時も、同じ気持になった。女子サッカーは男子と比べて、恵まれた環境でプレーをしている選手は少なく、環境を求めて欧米チームへ行ってプレーをしている選手も多いからこそ、誇るべき偉業である。

チームとして決して美麗なサッカースタイルではない、しかし懸命にチームを勝利に導く地道でひたむきなプレーは私同様、涙した人は多いだろう。そして彼女たちはどんなときでも笑顔を忘れない。まさに大舞台を楽しんでいたのだろう。

最近、くだらない人間が周りにいて腹が立つことも多くて、イラつくことも多かったが、爽やかな彼女達がそんな事をつまらないことと思わせてくれた。人なんかどうでもいい、自分のやるべき事を精一杯やればいいのである。そうすればなでしこジャパンの様に活路は開けるのであろう。