今年のプロ野球が終わりました

昨日、パ・リーグの覇者ホークスが日本一になり、2011年度のプロ野球全日程が終了した。私の応援するマリーンズは屈辱の最下位。リーグ屈指の鉄壁の外野陣を擁したが、メジャーに行った西岡選手の後、内野の要・ショートがまさに日替わりで安定せず、打線、特にチーム本塁打にいたってはチーム全体で本塁打王のライオンズ・中村選手一人より少ない結果で、飛ばない統一球となったデメリットをモロに受けてしまった。

そうはいえども、セ・リーグ覇者ドラゴンズはリーグ最下位の打率でもリーグを制したわけなので、打てない、遠くへ飛ばないから勝てないというのは言い訳にもならないのだが。但し、新人王有力候補・伊志嶺、アクロバット守備と言わんばかりの名手・岡田、昨年のシリーズ男、俊足・清田の外野陣は十二分に来年に期待できる。そしてシュアーな打撃でDHとして出番が多かった角中も控えている。投手陣はなにせドラフトでは即戦力候補、東洋大藤岡投手が入団し、成瀬、藤岡、唐川の「17」「18」「19」トリオがローテーションを廻していくのだろう。後ろは薮田を抑えに内、ロサ、古谷の中継ぎ陣に荻野忠が復活すれば盤石なのだが。

打撃面でも伊志嶺、岡田の１、２番コンビは期待できるので、それを返すクリーンナップ、井口、今江では線の細さを感じるので、右の指名打者を任せられる外国人ロングヒッター、そして生え抜きのロングヒッター・大松、神戸に奮起願いたい。併用という形で阪神から来た高浜選手と荻野貴選手がシーズン通してショートでプレーできれば、来季のAクラス返り咲きは夢物語ではないことは明らかである。

マリーンズのことを書いてしまうと、期待もあり変に熱くなってしまった。もちろんピックアップ出来なかったいい選手も沢山いるし、こういうチーム事情なので今年の伊志嶺選手のようにルーキーにもチャンスがある。四ヶ月間、寂しい思いはあるがストーブリーグを楽しみたいと思います。