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『スティーブ・ジョブスI』読了しました

先程、図書館で借りた「スティーブ・ジョブス?」を読了。先程、返してきました。話題の本だけあり、図書館の予約も私で60番ぐらいでかなり待ちました。

私が住む東京都北区は区営図書館の本の予約をネットで出来、区内に図書館にあればそれも歩いて3分の図書館支所(駅前の本屋より近い!)に無料で転送までしてくれ、メールで連絡までもらえ、マニアックなWebの技術書まで揃えてあります。悔しいかなこの事実を知ったのは住んで2年経ったつい最近、最近では話題の本や図書館で借りてます。

続編「スティーブ・ジョブス?」も予約していますが、あと6人待ち。孫正義氏のドキュメントルポ「あんぽん」は50人待ち、人気本は大変ですが読むスピードが速く、本の蒐集癖のない私にとっては、パラダイスであります。

そんなことはともかくとして、Macを使いはや16年。Apple?やLISAの頃はさすがに知りませんが、Macintoshが出てきた頃からはリアルタイムでしたので面白かった。私が触り始めた頃は丁度、ジョブズがアップルから追い出されNeXTを立ち上げた頃ではないでしょうか。

今やどこのスタバに行っても一人はMacbook Airを開けている人は見ますが、当時、Macを使っているだけで珍重され、友人の間でも私がMacを使っている事は皆、又聞きで知っているぐらいでした。まぁ基本的には伝記ですので、私が触り始めた頃以降の技術ネタはほぼ知っていましたが、人間関係に至る部分やジョブズの奇異な人柄、永遠のライバル、ビル・ゲイツとの関連、オラクル、IBMインテルゼロックスATARIまででてくる様は正に現代ITの黎明期の歴史そのもので読み応えがあり、読みながらワクワクしてしまいました。

感想ですが、仮に自分がジョブズと仕事したらどうかなと考えましたが、まずついていけないだろうなぁというのが率直な感想。辻褄が合わないのは合点がいかないし、都合が悪くなるとピーピー泣くも困ります。ただ彼の妥協なき美しいプロダクツは好きなので、やはり現在と同じ立ち位置だと思います。人生で初めて自腹で買った買ったコンピューターですからね、Macintoshは。

残念ながら、次のOSアップデートで「Mac OSX」から「OSX」に変わるそうです、そうジョブズが立ち上げた「Macintoshプロジェクト」のMacの文字が消えてしまいます。Appleは世界の公器である以上、変わり続けていくのでしょうが、ブームが仮に消えようが潰れない限り、私は使い続けていくのでしょう。ジョブズの魂が製品に引き継がれていく限りは。