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リーンスタートアップを読む

最近事情により暇ができたので、図書館へ毎日通っています。予約してやっと廻ってきた「リーンスタートアップ」を読んだ。

大まかな内容ですが、ITベンチャー創業者にて成功し投資家・コンサルティングの著者が自らの成功・失敗経験を披露しながら、トヨタが製造現場で活用しているリーン生産方式を企業のスタートアップに生かして、無駄な失敗をすることなくブロジェクトを立ち上げましょう、という本である。ギラギラしたベンチャー創業者だけではなく、企業内にいても新プロジェクトなどを立ち上げる機会にも使えるので、機会があったら是非読んでいただきたいです。

読んで再認識したのは、日本人として当たり前の「チームプレー」が米国人はかなり苦手ということと、ただのデータでしかないIT製品開発を見える化して品質管理に役立てる、そして最終的には顧客本位のプロダクトが成功の近道だと説いている。

この本を読んで日本は「失われた20年」と言われて久しいが色々な面で数字を重視するあまり顧客の顔が見えなくなっているのは事実であり、原点に立ち帰り顧客が欲しいものを作る製品作りが失われた時代からの脱却なのではと切に思いました。まぁオモシロイ本です。チームマネージメントされている方は是非、読んで欲しいですね。悩みの解決のキッカケになるかもしれませんよ。

まぁそんな訳で最近はたくさんの本を読みながらノンビリと過ごす毎日。まぁ私の場合はこのオンオフが強烈なので休む時はじっくりと休むことにしていますので、ご心配なく。

リーン・スタートアップ

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